エジプト ギザ 三大ピラミッド
古代エジプトを代表する巨大遺跡。ピラミッドの建築技術が最も成熟した時期(4500年前
の紀元前2500年とされる)に建設され美しい四角錐の形がほぼ当時のまま残っている。
クフ王の大ピラミッド
ギザにある3つのピラミッドの中では、最も大きいピラミッドで、建造は紀元前2550年頃。
基礎部分の四角形の一辺は230.3m、傾斜角は51.50°。現在は頂上部分が9mほど
崩壊しているが、当時は高さが146.6mもあった。
崩れ去った頂上の高さを示す金属ポールが見える。(写真)
カフラー王のピラミッド
三大ピラミッドの中央に位置するピラミッド。ピラミッドから延びる参道や河岸神殿、
スフィンクスがセットになった「ピラミッド複合体」がきれいに残っているのが特徴。
古王国第4王朝の第4代ファラオとなった、カフラー王の真正ピラミッド。
基礎部分の四角形の一辺は215m、傾斜角は53.10°。建設当時の高さは143.5m
で現在は136.40mになっている。四角錐の頂上部には石灰石の化粧石が残っていて、
美しく装っていたでだろう完成当時の姿を想像することができる。(写真)
メンカウラー王のピラミッド
三大ピラミッドの中では一番小さいピラミッド。カフラー王の統治を引き継いだ
メンカフラー王によって建設された。
スフィンクス
ピラミッドと並ぶギザのシンボル。全長57m、高さ20m。古代エジプトでは沢山の
スフィンクスが造られたが、このスフィンクスが最大にして最古のもの。
このスフィンクスの建造目的と年代は諸説あり、そのなかのひとつがカフラー王の
ピラミッドを守護するために造られたという説。ピラミッド複合体のひとつとしてカフラー王
の時代に建設され、スフィンクスの顔はカフラー王に似せて造ったと考えられている。
(説明文はガイドブックほかを参考に編集)

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