京都市 平安神宮
平安神宮
平安遷都1100年を記念して、明治28年(1895)におや神様である桓武天皇をご祭神として
創建された。
その後、皇紀2600年にあたる昭和15年(1940)には、市民の懇意によって平安京有終の
天皇、第121代孝明天皇のご神霊が合わせ祀られ、「日本文化のふるさと京都」のおや神様
として広く崇敬を集めることとなった。
応天門(重要文化財)
平安京の応天門を縮小したレプリカとなっている。昭和3年(1928)に大鳥居が建設されるま
ではこの応天門が平安神宮の入口。
復元前の応天門に掲げられた額は、弘法大師の筆になるといわれる。
門上に掲げられてから、「應」の字の「、」をひとつ書き忘れたことに気づいた弘法大師は、墨を
つけた筆を投げ、「、」を書き添えたという有名な「弘法も筆の誤り」説話の舞台もこの門。
平安神宮大鳥居(登録有形文化財)
応天門から約300メートル南の神宮道に所在する、高さ24m、幅18mの大鳥居。
昭和天皇ご大礼の記念事業として、昭和3年(1928)に竣工。
平成14年(2004)8月21日付で文化財として登録された。
大極殿(重要文化財)
平安京の朝堂院にあった大極殿の8分の5サイズで建てられている。
入母屋造の屋根は碧瓦を茸き、棟の両端には金色の鴟尾が設置されている。
額殿(登録有形文化財)
奉納された額や絵馬を掛けて置く建物で「絵馬堂」、または「額堂」とも呼ばれている。
神楽殿(登録有形文化財)
神楽殿では、結婚式が執り行われている。
蒼龍楼白虎楼(重要文化財)
屋根は、四方流れ・二重五棟の入母屋造になっていて、碧瓦本葺が施されている。
蒼龍・白虎の名前は京都が四神(蒼龍・白虎・朱雀・玄武)の「相応の地」と言われるよう
になったことが大きなきっかけと言われている。
旧武徳殿(京都市指定有形文化財)
この建物はとおく平安の都 ときの桓武天皇が武技を奨励、武徳殿を建立した。
その後、大正13年(1924)には この地に大日本武道専門学校が開設されて以来、
わが国の武道の中心的殿堂であった。
岡崎公園
明治28年(1895)開催の第4回内国勧業博覧会跡地の一部を公園地として指定されたも
ので、京都市を代表する総合公園の一つ。

京都市美術館
昭和8年(1933)に開館した美術館で、現存する公立美術館建築としては日本最古のもの。
琵琶湖疎水
琵琶湖の湖水を京都市へ流すために作られた水路(疏水)。国の史跡に指定されている。
(説明文はガイドブックほかから抜粋・転載)
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