スペイン アンダルシア地方 グラナダ~ミハス~セビリア
スペイン南部・地中海に面しているグラナダから一路、白い村ミハス経由アンダルシア
の古都セビリアへ。石灰岩の山とオリーブ畑が続く約370kmのバスの旅
アンダルシア地方
イベリア半島の南部、地中海に面するエリア。内陸部と地中海沿岸部に分けることが
でき、アルハンブラ宮殿のあるグラナダなどは内陸部に位置する。
グラナダ
グラナダは、スペイン最期のイスラム王朝、ナスル王国が築かれた町。
13世紀初めから1492年キリスト教徒にグラナダを奪回されるまでの約250年の間、
ナスル王朝の政治、経済、文化の都として繁栄をきわめた。
アルハンブラ宮殿
ナスル王国支配時代(1232~1492年)、21代の王によって造りあげられた。
20以上の塔で囲まれた宮殿は、イスラム最後の砦として堅牢な要塞の役割を果たした。
世界文化遺産:アルハンブラ宮殿(1984年登録、1994年拡張登録)
アルバイシン地区
グラナダの旧市街の中で最も古く、イスラム時代の街並みが残る。
ナスル王国時代にアルハンブラ宮殿が建設された後、農園付きの屋敷と一般住居が
共存する郊外の移住区となった。
白壁を特徴とし、その景観を壊す開発が禁じられている。
世界文化遺産:アルバイシン(1984年登録、1994年拡張登録)
ミハス
コスタ・デル・ソル西のリゾート地フェンヒローラから、北に8kmのミハス山麓
にある人口約8000人の白い村。
窓辺に花が咲き誇る白壁の家々と石畳の細い道が特徴の美しい街並みで、
周辺には緑の多いゆったりとした別荘が多く立ち並ぶ。
ミハスの名物はロバタクシー。
セビリア(セビーリャ)
南部アンダルシア州の州都。スペイン南部の政治・経済・文化の中心地で、
スペイン第4位の都市(人口:約70万)。
「カルメン」や「セビリアの理髪師」の舞台となった町。
カテドラル(ヒラルダの塔)
イスラム支配時代の大モスクを基礎として建てられたカテドラル。1403年から
約100年を費やし建設された。完成したカテドラルはゴシックとルネッサンス
の混合様式で、バチカンのサンピエトロ大聖堂、ロンドンのセントポール大聖堂
と並ぶ世界三大カテドラルとなった。
世界文化遺産:セビリア大聖堂(1987年登録)
マリア・ルイサ公園(スペイン広場)
せビリアで1929年に開催された万国博覧会「イベロ・アメリカ博覧会」のスペイン
のパビリオンとして作られた建物。
映画「アラビアのローレンス」や「スター・ウォーズ」のロケ地としても
使われたそうです。
広場を囲む回廊とアーチの部分にはスペイン48県のタイル壁画があります。
(説明文はガイドブックから抜粋・編集しました)
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