インド アグラ(アーグラ、アーグラー)
ガンジス川最大の支流であるヤムナー川沿いに位置する都市で、インドの首都・
デリーから南東へ約200km。
16~17世紀にかけてムガル帝国の中心地であったアグラには、その繁栄を物語る
建造物が多く残されている。
世界遺産にも指定されているタージマハルなど多くの観光名所があり、内外の多くの
観光客が訪れる。人口:約157万人(2011年)
アグラ城(世界遺産)
1565年から10年かけてムガル帝国のアクバル帝が築いた赤砂岩の城で、その後も
ジャーハーンギル帝とシャー・ジャーン帝の3代にわたり居城として使われた。
ジャハーンギル宮殿
アクバル帝が、サリーム皇太子(後のジャハーンギル帝)の母であるアンベール出身
の王女、ジョダ・バイのために建てた。
モティ・マルジット
ムガル帝国絶頂期の皇帝アウラングゼーブが造った皇帝専用のモスク。
タージマハル(世界遺産)
1983年、世界遺産にも指定されたこの壮麗な霊廟は、ムガル帝国第5代皇帝シャー・
ジャハーンが妻のムムターズ・マハの死を悼み、世界各地から資材や人材を集め、
1631年から22年の歳月と国家が傾くような膨大な費用をかけ建設した。
ファティープル・シクリ(世界遺産)
アグラの西約40kmの位置にある、ムガル帝国第3代皇帝アクバルの建設した都。
当時、ムガル帝国が広げていた戦いに勝利したことを記念して「勝利の都」という
意味の名が付けられた。
(説明文はガイドブックから抜粋・転載)
街を闊歩する牛
インドではヒンドゥー教徒(人口比で約80%)が牛を「神の化身」として神聖視されている。
街には牛を良く見かけることができますが、この牛は野良ではなく、飼い主によって
街に放し飼いされてる牛たちである。飼い犬や飼い猫のように帰巣本能で、飼い主
の牛舎に戻って来るそうです。
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