佐賀県 武雄市 御船山楽園
江戸時代後期(1780~1867年)に、佐賀藩武雄領主・鍋島茂義が日本を
代表する狩野派の絵師を京都から招いて設計図を描かせ、3年の歳月を
かけて造園した池泉回遊式の庭園。(現在、御船山観光ホテルが管理)
標高210mの壮大な御船山をも含む約15万坪(東京ドーム10個分)の敷地
には、桜が染井吉野、大島桜、八重桜など2000本、ツツジが久留米,平戸
など20万本、推定樹齢200年と伝えられる大ツツジ。
平成22年2月、国登録記念物(名勝地)に認定。

武雄の第28代領主・鍋島茂義は、江戸時代の後期、元号が天保から弘化に
移る頃、まだ頑に諸外国への門戸を閉ざす日本において、科学技術や学問
を取り入れることの必要性を唱え、武雄の蘭学の普及に尽力した名士。

(説明文は御船山楽園のパンフレットから抜粋・転載させていただきました)
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