愛媛県 宇和島市 遊子水浦の段畑
<天と地と海のはざまに生きる>
四国の西南に位置する宇和島市遊子の水荷浦は、戸数40戸、140人余りの
集落です。
30度を超える急斜面に開墾された段畑には先祖の汗が滲みこんでいます。
紺碧の海には幾何学模様の養殖いかだが無数に浮かび陸にも海にも懸命に
働く人びとの姿があります。
リアス式海岸で古くから営まれていた半農半漁の生活、水荷浦には今もなお
その面影が伝えられています。
遊子水荷浦の段畑の価値
宇和海沿岸のリアス式海岸に代表される急峻な地形や強い季節風などの風土
と調和して、近世から現代に至るまで営まれ続けてきた半農半漁の生活を示す
独特の文化的景観と評価され、平成19年7月26日、重要文化的景観の選定を
受けています。
養殖いかだ
真珠:宇和海の恵まれた自然が育んだ真珠の輝きは世界最高峰。
鯛:宇和海の養殖鯛は品質・味・生産量とも日本一を誇る。
ハマチ:県下最大の産地として天然の物にひけをとらぬ味の良さが自慢。

説明文は観光ガイドブック(宇和島市観光協会、宇和島市教育委員会ほか)
から転載させていただきました。
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