インド連邦共和国 デリー(ニューデリー、オールドデリー)
デリー
1947年にインドが独立を果たすと、デリーはインド連邦の首都となった。
人口:約1600万人
ニューデリー:中央官庁、銀行、ホテルなど政治経済の中心地域。
広々した道路や整備された街並みが特徴。
オールドデリー:町は余り整備されておらず、混沌とした雰囲気が漂うエリア。
インド門
激戦を極めた第1次世界大戦の死者を弔うため、1929年に建てられた高さ42mの門。
ラージ・ガート
デリー南西のヤムナー川のほとりにある、インドで最初に建てられたイスラム建築
様式の公園墓地。
1948年にヒンドゥー至上主義者に暗殺された民族運動の指導者マハトマ・ガンジーは、
ここで荼毘に付され、遺灰はインド各地の川に流された。
黒大理石でできたガンジーの慰霊碑は聖地的存在。
フマユーン廟
インドに栄えたイスラーム王朝、ムガル帝国の第2代皇帝フマユーンの墓。
フマユーンの死後その王妃が建設を指示し、王の死後から9年後の1565年に完成。
ムガル帝国の廟らしくペルシャの様式をふんだんに取り入れたその様式は、後に
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーン1世が建てたタージ・マハルにも大きな
影響を与えた。 (世界文化遺産・1993年登録)
クトゥブ・ミナール複合建築群
インド最古とされるイスラム遺跡群。中心になるのは、クトゥブ・ミナールとよば
れる記念塔で、奴隷王朝の建国者であるクトゥブディーン・アイバクが戦勝記念
として1119年から建てさせ、次代アールタットミッシュ王の時に完成したもの。
クトゥブ・ミナール
この記念塔は5層になっていて高さは73mでインドで最も高い石造建築物。
外壁には草花、幾何学模様や文字などの浮き彫りがある。
クトゥブ・ミナール複合建築群(世界文化遺産・1993年登録)
レッド・フォート
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、アーグラから遷都し、自らの名を
冠した新都シャー・ジャ・ハーナーバードにおける居城として1648年に築いた。
3秒間隔で画面(合計72ファイル)が自動的に切り替わります