スライドショー・インド ジャイプール デジカメ写真

インド ジャイプール(ジャイプル)
ジャイプール(ジャイプル)
デリーの南西約260km、ラージャスターン州の州都。
旧市街は約10kmの赤い城壁に囲まれているため、別名ピンクシティと呼ばれる。
ハワー・マハル(風の宮殿)
1799年にマハラジャ、プラッタプ・シンによって造られた。
張り出したバルコニーと152ある窓のこの建物は、王妃や後宮の女性たちが、
夫以外の男性に顔を見られることなく宮殿の外の風景を眺めるためにこのような
構造で建てられた。
シティ・パレス
18世紀初頭にアメールからこの地に都を遷したサワイ・ジャイ・シン2世が建設
した宮殿。今でも建物の一部でマハラジャの子孫たちが生活しているとか。
アンベール城
アンベール城はジャイプル中心から13kmに位置し、ジャイプルに遷都する前
の都であるアメールの村の小高い丘の上に、16世紀頃に築かれた城塞。
水の宮殿(ジャイ・マハル)
ジャイプールの水がめとして利用している湖に、マハラジャの夏用別荘として
建てられた宮殿。
ジャンタル・マンタル(天文台)
「ジャンタル・マンタル」とは天文台のことで、「ジャンタル」は「機械装置」を、
「マンタル」は「魔法の手法」を意味する。
この天文台は、1734年、ムガール帝国のマハラジャで、天文学者でもあった
ジャイ・スィン二世によって造られた。
ジャイ・スィン二世は、生涯を通じて天文学に取り組んでおり、インド最後の古
典天文学者だと言われている。
巨大な日時計、照準儀、子午線儀などの天文観測の装置などがあり、これら
は現在も正確に動いているという。
ジャンタル・マンタルの16の装置から、高度に発達したインドの幾何学、天文
学、造形・建築技術の集大成を身近に感じることができる。
ジャイ・スィン二世は、デリーなど5箇所に天文台を建設しているが、このジャ
イプールのものが最も規模が大きい。
ジャイプールのジャンタル・マンタル(世界文化遺産・2010年登録)

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