スライドショー・アンコール遺跡 タプローム デジカメ写真

カンボジア アンコール遺跡 タプローム(タプロム)
タプローム
仏教の守護者を任じるジャヤヴァルマン
7世が、王位について最初に
手がけた寺院であり、母の菩提を弔うために1186年に建立された。
東西1000m、南北600mの壁に囲まれた境内は、自然の侵食によ
り大部分が倒壊の危機に直面している。(この寺院は、大部分が発見
当時の姿のまま保存されているとのこと.。巨大な榕樹に今にも押し潰
されそうな建物を必死で支えている支柱が印象的。修復は最小限
に出来るだけ自然のままに管理されている貴重な遺跡)
建物は、13世紀後半より相次ぐシャム軍(タイ王国)の侵略や国内の
分断などの結果、数百年の間、放置され続けた。
長い間ジャングルの中で放置されていたためか、巨大な榕樹・スボアン
(ガジュマルの一種)が遺跡に絡みつき、得もいわれぬ神秘の世界を作
り出している。

科学技術の発達(?)で、仮に、人間が自然環境を破壊し自ら人類の
滅亡をきたしても、地球は何千年、何万年の間にまた元の環境、または、
より強固な自然の営みが蘇る不思議な力を感じさせられる。

アンコール遺跡(世界文化遺産・1992年登録)

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