カンボジア王国 アンコール遺跡 アンコールワット
カンボジア王国
インドシナ半島の中央に位置するカンボジアは、ベトナム、タイ、ラオスに隣接している。
人口約1300万人、面積約18万1000ku(日本の約50%)、人口の約80%が農業に
従事している。
アンコール遺跡
9世紀から15世紀半ばにわたり、この地を治めたアンコール王朝。その栄華の跡が、かつ
てのカンボジアの密林の奥にひっそりとたたずんでいたアンコール遺跡。なかでも最大にし
て最も優れた芸術的価値のある建築物といわれ、最も有名な遺跡がアンコールワット。
アンコールワットは寺院であり、王の墓でもあったといわれ、それは王都の象徴でもあった。
アンコールワット
12世紀前半にスールヤヴァルマン2世によって30年余りの年月を費やし建造したクメール
建築の傑作。アンコールとは王都、ワットとは寺院のこと。ヒンドウー教のヴィシュヌ寺院と
して、また、王の墳墓として造られた。
アンコール王朝が最盛期を迎えた13世紀以降、王朝は急速に衰退していく。その後、ここ
は仏教寺院となり、次第に王朝の栄華は遠く過去のものとして埋もれていった。
1992年にアンコール遺跡群として世界文化遺産に登録され、
1993年にはこの寺院の祠堂を描いたカンボジア国旗が制定された。
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