スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャ トレド
トレドはマドリッドから南に約70kmのスペイン中央部に位置し、古代ローマ時代
から要塞都市として栄えてきた。
イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の3つの文化が混在するこの地は、1500年
以上の歴史と独特の文化を生んだ。
現在のトレド市は、カスティーリャ・ラ・マンチャ州の州都の所在地として、約6万
の人口(うち、約1万1000人が旧市街に居住)を有し、日本の奈良市、アメリカ
オハイオ州のトレド(Toledo)と姉妹都市になっている。
カテドラル(トレド大聖堂)
スペインにおけるカトリック教会の総本山。6世紀に西ゴート王により建てられ、
イスラム時代にはメスキータに造り変えられた。1226年、フェルナンド3世の命
により改築工事が始まり、1493年に完成。その後も増改築を繰り返して今日に
至っている。
スペイン・古都トレド(世界文化遺産、登録:1986年)
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