フランス・アルルの円形闘技場と古代劇場
アルル
フランス南部、プロバンス地方の都市アルルは、紀元前1世紀にカエサルが
築いたローマの植民都市として繁栄した。
アルル旧市街の中心部には、古代ローマ時代の遺跡や古代劇場などがある。
円形闘技場
1世紀末頃に建設され、大きさは、長径136m、短径107m、高さ21m、
収容人数約2万人、60ものアーチが組み合わさってできた美しい建物。
一時は要塞にされたが、19世紀に現在の形に再建された。
古代劇場
紀元前27〜25年のアウグストウス帝統治下に建てられた劇場跡。
収容人数は約1万人。
5世紀に教会用の石材として切り出され、9世紀には要塞に改造、19世紀に
現在の形に復元された。
フランス アルルのローマ遺跡とロマネスク建造物(世界文化遺産・1981年登録)
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