イスタンブール
アジアとヨーロッパにまたがって東西文明の接点になっている、トルコ最大の都市。
イスタンブールの街は、大きく分けて3つに分けられる。ボスポラス海峡を境にアジア側
とヨーロッパ側、さらにヨーロッパ側は金角湾より北を新市街、南を旧市街。アジア側は
小さな町が集まるベッドタウン。
イスタンブール歴史地域(世界文化遺産・1985年)
モスク
アヤソフィア(コンチニアス1世の命により、531年着工~537年完成)
ブルー・モスク(スルタン・アフメット1世の命により、1609年着工~1616年完成)
イェニ・モスク(メフメット3世の命により、1597年着工~1663年完成)
リュステム・パシャ・モスク(リュステム・パシャの命により、1561年完成)
スレイマニエ・モスク(スルタン・スレイマン1世の命により、1549年着工~1557年完成)
アティック・アリ・パシャ・モスク(ハディム・アティック・アリ・パシャの命により、1496年完成)
ヌル・オスマニエ・モスク(スルタン・マフムット1世の命により、1748年に着工~
オスマン3世に継がれて、1755年完成)
ドルマバフチェ・モスク(ベズミ・アレムの命により、1853年完成)
オルタキョイ・モスク(アブドゥルメジット1世の命により、1854年完成)
オベリスク
エジプトのファラオ・トトメス3世がメソポタミアの勝利を記念して造らせた記念碑。
390年、ビザンチン皇帝テオドシウス1世が、エジプトのアモン神殿にあったこの柱を
イスタンブールに運ばせた。
グランド・バザール
世界的にも有名な巨大マーケット。
15世紀半ばメフメット2世が開いた市場が始まりという歴史のあるバザール。
バザール内にはいくつもの通りがあり、その数4000とも5000ともいわれる小さな店が
通りの両側にびっしりと並び、内部は迷路のようになっている。
トルコの民族舞踊
トルコにおいて踊りと衣装が豊富な理由は、いろいろな踊りと文化を持った地域の
人々(キルギス、ウズベク、ウイグル、アゼルバイジャンなど)がトルコへ移住してきて
混じっていったからというもの、また、セルジューク・トルコとオスマン帝国が支配地
を広げ、その土地の人々と文化を取り込んだというもの、さらに気候風土が多様なため、
衣装やモチーフの多様性を作ったともいわれている。
ベリーダンスは、リュートやツイーターを呼ばれる弦楽器をドラムやタンバリンなどの
打楽器で奏でる音楽に合わせ、美女が体をくねらせて踊る、エジプト古来の踊りに
トルコの様式を添えたものだそうです。
(説明文はガイドブックほかから引用・編集)
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