スライドショー・帆船 海王丸 デジカメ写真
本航海は、全国に5校ある海上技術学校の生徒の国内航海訓練のためで、本年(2007)7月3日
神戸港を出港、名古屋・大阪・新潟・釜石・広島(2007.8.23〜27)に寄港、次港は東京との由。

海王丸:

帆船としては世界最大級で、その端麗な姿から「海の貴婦人」と呼ばれるわが国が誇る練習帆船。

財団法人船員教育振興協会の所有で、独立行政法人航海訓練所が運行。
進水年月:1989年(平成元年)3月、総トン数:2,556トン、全長:110.09m、幅:13.8m、
帆装形式:4本マスト・バーグ型、主機関:ディーゼル2基(1,500PS×2)、
帆の枚数:合計36枚、マストの高さ:最大で海面から約50m、
最大搭載人員:199名(現在員157名うち実習生97名)

登檣礼(とうしょうれい):
出港に先立って、実習生全員がマストに登り、ヤード(帆桁)のロープに立ち、「脱帽」、「ごきげんよう」
の号令に合わせ、「ごきげんよう」と発声しながら帽子を振り、これを3回繰り返す帆船最高の儀式
といわれるもの。実習生のきびきびとした行動は、セイルドリル(帆を張る訓練)とともに、指導員・実習
生全員の熱い心意気を感じさせるもので、まことに感動的でした。ありがとうございました。

独立行政法人航海訓練所:
昭和18年に、洋上における航海訓練に特化した訓練機関として設立された。商船教育機関の
航海訓練を一元的に担当しつつ、安全かつ効率的な航海訓練をとおして、海技従事者として要求
される知識、実践力及び資質を備えた人材を育成するとともに、海事、環境に関する諸技術の研究
を行い、もって国内外の海上輸送の安全と安定に貢献することを理念として業務を遂行している。
練習船に乗船する実習生は、客船や貨物船などの船長、機関長になることを目指す海事系の大学
、商船高等専門学校及び独立行政法人海技教育機構の学生及び生徒で、毎年1800名が知識を
修得するため実習訓練を受けている。昭和20年に神戸分室を設置。平成13に国土交通省から独
立行政法人に移行した。(独立行政法人航海訓練所の関連資料から)
「帆船・日本丸」のスライドショーは
こちらをクリックしてください

13秒間隔で画面(合計41ファイル)が自動的に切り替わります