掲載写真の地区:パシャーバー、ユルギュップ、ギヨレメ・パノラマその他
カッパドキアはトルコのほぼ中心、中央アナトリアの高原地帯に広がる世界的な景勝地。
そのエリアは東西南北100kmにおよび、その中に渓谷や地下都市、先史時代から残る洞窟
遺跡が点在している。
紀元前2000年頃からはヒッタイト帝国の中心として栄え、その後、タバル、ペルシャ、ローマ
時代を経て4世紀頃からは初期キリスト教の信者たちが修道院を造って暮らすようになった。
パシャーバーの「妖精の煙突」に代表されるキノコ状の奇岩は、地質時代第3期の火山の噴火
によって堆積した地層が長い間の侵食で不思議な形状の岩となったもの。
自然と人間の長い歴史が刻まれている。
世界遺産の中でも数少ない「自然遺産」と「文化遺産」の双方を併せ持つ「複合遺産・1985年」
カッパドキア(2)
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