(2005年3月に撮影の抜けるような青空の北京市)
中華人民共和国・北京市
首都北京市は総面積約1700k㎡(日本の四国に匹敵)、14区、2県からなる、中央直轄市。
古い町並みの再開発が急ピッチに進み、超近代ビルが続々誕生、21世紀の
更なる躍進を目指いし活気に満ち溢れている。
景山公園
故宮博物院・紫禁城を見渡すことのできる公園。
故宮を造った時(1420年)に、堀を掘った土を盛り上げて造られた人工の山。高さは44m(海抜88m)。
景山公園は明の時代(1368~1644))に、永楽帝(在位1402~24)が北京に遷都した際に、
この地に造り始めた。

盛る土塁は北海公園のものが始まりだったが、後に故宮の周囲を囲む 壕を造るときの削土が
代用される事となった。
故宮博物院・紫禁城(世界遺産)
高さ10m、全長3kmに及ぶ城壁と幅52mの濠、筒子河に囲まれた総面積72万㎡
の故宮博物院は、明、清2王朝、491年間にわたる皇宮紫禁城で、1949年以後故宮博物院と
して公開されている。
天安門(世界遺産)
ベンガラ色の城壁、黄瑠璃瓦の楼閣、中国のシンボルである天安門は明清代の皇城(紫禁城、
中南海北海、景山を含む皇居)の正門。
頤和園(世界遺産)
市の北西部に広がる清王朝の御苑。1750年乾隆帝により清漪園(せいいえん)として創建され、
1860年英仏連合軍に破壊されたが、西太后が1895年に自分の還暦祝いのために
巨額の海軍経費を流用して再建した。
天壇公園・祈年殿(世界遺産)
明の永楽18年(1420)に天地壇として造られ、1530年地壇が城外北部に分祀されて天壇と改称された。
祈年殿は皇帝が正月に豊作を祈る所。釘を一本も使わぬ傘を広げたようなシルエットが印象的。
明の十三陵(世界遺産)
十三陵では、明の13人の皇帝及び皇后の墓があり、北京から50キロ離れる昌平区の天寿山に位置する。
中国に現存する最大の皇帝陵墓群である。

万里の長城(世界遺産)
全長6000kmに及ぶ大城壁。長城は2500年前、周が匈奴の侵入を防ぐために建造したのに
始まり、秦の始皇帝が30万の軍兵と農民数百万人を駆り出し、大量のレンガを焼かせて作り上げた。
王府井(ワンフーチン)
北京中心部東城区にある繁華街。巨大デパートや飲食店が立ち並ぶ、中国随一のショッピング街。
(説明文はガイドブックほかから転載)
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